ヤーコン

ヤーコンとは?

ヤーコンはキク科の多年草で、中南米のアンデス高地が原産です。塊根部分はサツマイモに似ていて、地中の栄養分を一気に吸い上げて、その数倍に成長する巨大イモです。インカ帝国の時代から、インディオが栄養野菜として、葉は血液をサラサラにするお茶として飲んでいました。

ヤーコンの成分

ヤーコンの塊根部(イモ)にはオリゴ糖、植物繊維、ポリフェノールの有効成分が含まれています。ヤーコンに含まれているオリゴ糖はフラクトオリゴ糖といい、腸へそのまま届いて善玉菌(ビフィズス菌)を増やし、便通を整えます。また植物繊維は、腸内で悪玉菌の働きを抑える整腸作用があります。

   スポンサードリンク

ヤーコンの効能

ヤーコンは、糖質の腸管からの吸収を遅らせて血糖値の上昇を緩やかにするため、糖尿病の予防や治療にも効果があります。赤ワインと同等の含有量があるポリフェノールは、強い抗酸化作用とコレステロール除去の働きがあり、動脈硬化や高脂血症のもとになる過酸化脂質を作られにくくします。

ヤーコンのとり方

ヤーコンはそのまま食べるときはアク抜きが必要ですが、水分豊富でサクサクとして、甘さが少しあります。サプリメントは錠剤やヤーコン酢などが販売されています。

   スポンサードリンク