モロヘイヤ

モロヘイヤとは?

モロヘイヤはシナノキの一年草で、エジプトなどの地中海東部が原産の緑黄色野菜です。古代エジプトの王様が内臓の調子が悪かったが、このスープを飲んで元気になったことから「王様の野菜」を意味するモロヘイヤと呼ばれるようになったといわれています。とても栄養価の高い植物で、葉を刻むと粘り気が出てきます。

モロヘイヤの成分

モロヘイヤカルシウムやカロチンの含有量が豊富で、カルシウムはほうれん草の約10倍、体内でビタミンAに変化するカロチンはブロッコリーの約20倍もあります。そのほかビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、鉄分などが含まれています。葉を刻むと出てくるヌルヌル成分は粘液多糖類で、中性脂肪やコレステロールを抑える働きがあります。

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モロヘイヤの効能

モロヘイヤには植物繊維が多く、血中コレステロールを正常な値にしたり、発ガン物質の排出や善玉菌を増殖させて腸内環境を良くする働きがあります。カロチンの抗酸化作用により、動脈硬化予防にも効き目があります。またカリウムは利尿作用があり、葉酸は妊娠中毒を予防するため妊婦さんには欠かせない成分です。ヌルヌル成分が免疫力と保水力を高める作用があり、アトピー性皮膚炎や花粉症にも効果があると考えられています。

モロヘイヤのとり方

味はクセがなく、生葉のままサラダやおひたし、和え物、酢の物、てんぷら、味噌汁などにして食べることができます。一番おいしい季節は夏です。サプリメントは粉末や錠剤が販売されており、気軽に摂取することができます。

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