カプサイシン

カプサイシンとは?

カプサイシン(英語名:Capsaicin)とは唐辛子(トウガラシ)などに含まれている辛味成分の事で、英国の化学者が唐辛子のめしべなどに含まれる辛味成分を結晶化させて名づけました。唐辛子は南アフリカが原産でナス科の一年草で、日本では七味唐辛子として、韓国ではキムチなどに用いられています。

カプサイシンの効能

カプサイシンカプサイシンを食品として摂取すると、中枢神経を刺激し、アドレナリンの分泌が活発になり、糖質や脂肪が燃焼され、肥満が改善されると言われています。また、体内の代謝を促進し、血液の流れを良くするため、体温をが上昇、発汗します。これは唐辛子を食べて、体が熱くなり汗をかいたりする事からもわかります。

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カプサイシンの効果

カプサイシンは肥満の予防や改善のほかに、外用として使うと関節炎や神経障害などの痛みを軽減する効果があるといわれています。カプサイシンを皮膚などに塗ると、神経伝達物質(サブスタンスP)を破壊して、痛みの信号が脳に伝えるのを遮断すると考えれられています。この作用を利用したのが、カプサイシン入り軟膏(クリーム)で、アトピー性皮膚炎や帯状疱疹のかゆみ止めなどに用いられているようです。

カプサイシンのとり方

カプサイシンは即効性がありますので、食品として直接取るのが効果的です。コチュジャン、 タバスコ、ラー油などにも含まれていますので、上手に利用しましょう。サプリメントは他のサプリメントを配合したものが錠剤、粉末などで販売されています。

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