マカ

マカとは?

マカはアブラナ科の宿根草で、原産地は南米ペルーのアンデス山地です。氷点下の厳しい気候条件でも栽培できるようです。インカ帝国時代には催淫剤や強壮剤として用いられ、精力増強、受胎促進に大きな効果をもたらしたといわれています。乾燥したマカは長期にわたって保存がきき、ドロドロに煮込んでマカ粥にしたり、マカチチャと呼ばれる甘くて芳しい発酵飲料としてしてアンデスでは摂取されています。

マカの成分

マカには炭水化物、タンパク質、植物繊維、脂肪、アミノ酸、鉄分、リノール酸、リノレン酸、パルミチル酸、オレイン酸などの栄養成分が豊富に含まれていて、植物ステロールにはコレステロールの吸収を妨げ、コレステロール値を下げる働きがあり、前立腺肥大症や慢性関節リウマチ、花粉症などの症状を改善する効果もあります。またアルカロイド、タンニン、サポニンも含まれています。

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マカの効能

強壮剤としては動物実験でも生殖能力増強作用が確認されていて、媚薬効果がある芳香成分イソシオシアネートや性機能増強の働きがあるグルコシノレートなどの成分も検出されています。粉状にすりつぶされた乾燥マカは原産地ペールや欧米ではスポーツ選手の持久力向上やスタミナ維持、男性の性機能の向上などで用いられています。また女性の生理不順、不妊治療、更年期障害によるイライラやのぼせ、めまいの症状緩和への効果があります。また原産地であるペルーでは、貧血や結核、胃ガンの治療にも利用されています。

マカのとり方

新鮮な生のマカはそのまま焼いたり、蒸したりして調理し服用します。サプリメントとしては粉状にすりつぶされた乾燥マカが販売されています。即効性が期待できないため、2〜3ヶ月の服用をおすすめします。

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