ショウガ(生姜)

ショウガ(生姜)とは?

ショウガ(生姜)は熱帯アジアが原産で、根茎を香辛料や食用、薬用につかいます。根ショウガ、甘酢の漬物、おろしショウガなどでおなじみで、薬味として魚や肉のにおい消し、風味付けとしても使われています。西洋ではジンジャー、漢方薬ではショウキョウと呼ばれ、世界中で利用されています。

ショウガの成分

ショウガの辛味成分であるジンゲロンとショウガオールに殺菌作用と消臭効果があります。胃酸の分泌をうながして食欲を増進させたる効果があり、また血行をよくして体を温める働きがあるので冷え性や肩こり改善に効果があり、風邪の症状緩和にも効きます。ショウガには血液の粘度を下げ、血栓をできにくくする抗凝血用物質も含まれているといわれています。

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ショウガの効能

ショウガの効能ですが、漢方では、健胃剤、吐き気止め、鼻詰まりや悪寒、発熱などの風邪の諸症状に対する発汗や下熱での改善、関節炎や神経痛に対する消炎鎮静作用での緩和、食物の解毒作用のある生薬として用いられてきました。またショウガの搾り汁は皮膚炎や火傷にも効果があり、ショウガをすりおろしてオリーブオイルと混ぜて頭皮に塗るとフケ症に効きます。

ショウガのとり方

ショウガには体を温める効果のほか、風邪の初期や夏バテ防止などにはおろしショウガと水あめをお湯で溶いた「生姜湯」を飲む家庭療法があります。ショウガをすりおろして薬味やにおい消しとして通常の食事の中で簡単にとることができます。

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