アロエ(キダチアロエ)

アロエ(キダチアロエ)とは?

アロエはユリ科の多肉植物で、原産地はアフリカやアラビア、地中海沿岸で、世界中に約600種類以上あるといわれています。南アフリカが原産のキダチアロエは、日本では昔から「医者イラズ」とよばれ、一般家庭でも鉢植えなどでよく見かけます。民間薬として、やけど、便秘、胃腸病などの症状に用いられてきています。キダチアロエは葉が細く、苦味が強いのが特徴で、他の種類が温室でしか栽培できないのに対し、極寒の地方以外は簡単に育つ、日本の気候風土に適している種類といえます。

キダチアロエの成分

キダチアロエキダチアロエにはアロインが多く含まれており、キダチアロエだけに含まれるアロエボランには血糖値を下げる作用があります。キダチアロエとアロエベラのどちらにも共通する成分としては、抗菌と美肌効果があるといわれるアロエシン、抗潰瘍効果があるといわれるアロエウルシン、抗ウィルスと抗ガン効果があるというアロミチンがあります。生のアロエにある独特の苦味成分はアロインとアロエエモジンによるものです。

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キダチアロエの効能

キダチアロエには便秘を改善する作用や健胃作用があるため、古くから胃腸薬としても利用されています。アロエベラのどちらにも共通する効能としては、抗菌と美肌効果、抗潰瘍効果、抗ウィルス、抗ガン効果があります。

キダチアロエのとり方

よく家庭にある鉢植えなどで栽培されているキダチアロエはそのまま生で食べたり、患部に塗ったりします。アロエのサプリメントにはエキスや粉末のものが販売されています。

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