にんにく
にんにくとは?
にんにくは中央アジアから南ヨーロッパが原産地でユリ科ネギ属の香味野菜です。世界中で日常的に食べられていて、古くから強壮剤として長い歴史をもっています。玉状の部分が食用ですが、中国では漢方生薬として有名です。
にんにくの成分
にんにくは、アリシン、ビタミンB1、スコルジニンが主な成分です。にんにくをおろしたり刻んだりすると、アリインという物質がにんにくの中に含まれるアリイナーゼという分解酵素がはたらき、アリシンが生成されます。このアリインやアリシンがアリル化合物と呼ばれ、ビタミンB1と結合して体内への吸収が高まり、疲労回復に効果があります。
スポンサードリンクにんにくの効能
にんにくにはその成分により殺菌・解毒作用があるため、食中毒や風邪の予防に効果が期待できます。また血栓の形成を防ぐため、心臓病予防にも効果が期待できます。高齢男性にきわめて多いといわれる前立腺ガン細胞の成長を抑制したり、新陳代謝を高めるため神経痛や筋肉痛などの症状についても改善が期待されます。
にんにくのとり方
にんにくは通常の食材として摂取することが可能です。生のにんにくより1年以上熟成させたものが効果が高いといわれています。ニンニクの錠剤やカプセルには、抗ガンに効果があるイオウ化合物が豊富です。カプセルの摂取は一日一錠が目安です。
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