桑葉

桑葉とは?

桑はクワ科クワ属の落葉高木で、熱帯から亜熱帯に自生します。陰干しした桑の葉は、高血圧、咳止め、口渇(糖尿病)の健康茶として、カイコ(養蚕)の盛んな地方を中心に昔から飲まれています。

桑葉の成分

桑葉桑葉に含まれている成分は、カルシウムがキャベツの60倍、鉄分が小松菜の15倍、総カロチン量もほうれん草の約10倍も含まれいます。また血圧降下作用のあるγ-アミノ酪酸が含まれており、動物実験でも血圧効果が確認されています。桑の葉だけに含まれる成分として、1-デオキシノジリマイシンがあり、その働きは酵素の働きを抑制し、腸管からのブドウ糖の吸収を阻害、食後の血糖値の上昇をコントロールする効果があり、動物実験でもインスリン分泌促進が確認されています。また人の健康に有効なカルシウムやカリウムなどのミネラル成分も多く含まれています。

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桑葉の効能

桑葉には、腸内の善玉菌を増やしたり、便通をよくしたり、余分な体脂肪の蓄積を抑制したり、脂肪の排出を促進したりと肥満の改善やダイエット効果、動脈硬化を引き起こしたりする高脂血症の予防が期待できます。またフラボノイド類が抗酸化作用の働きをします。

桑葉のとり方

桑葉は、お茶として飲むのが一番簡単です。サプリメントとしては、桑の葉を粉末にしたものや錠剤が販売されています。血糖値を抑えるには、食前か食中の飲用をおすすめします。

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