アロエベラ

アロエベラとは?

アロエベラは日本で重宝されているキダチアロエより大きいのが特徴で、世界中のほとんどの国でアロエといえばこのアロエベラをさします。アメリカのテキサス州や中南米などで盛んに栽培されており、日本の沖縄あたりでも多く栽培されています。アロエベラは葉が巨大で、一枚の長さが約80cm、幅は約10cm、厚みは3cm、重さは一枚で1.5kgもあります。ほとんどがゼリー質で、ジュースやアロエ化粧品に加工されたり、火傷などへの外用や整腸、便秘解消への食用として利用されています。また葉肉がヨーグルトにも加えられるようになり、簡単に摂取できます。

アロエベラの成分

アロエベラアロエベラの成分は、キダチアロエの成分とほとんど同じですが、キダチアロエになくてアロエベラだけにある成分にサポニンがあります。また葉が厚いアロエベラは、中のゼリー質が多いため1枚あたりの多糖体の量がキダチアロエより数倍多く、逆に苦味成分であるアロインはキダチアロエと比べるとあまり含まれていません。

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アロエベラの効能

アロエベラの効能で一番有名なのは、やけどの特効薬であるということです。これはビキニ環礁の水爆実験で日本の第五福竜丸が被曝し、その時の船員のやけどの治療にアロエベラが使われたためです。
いろんな研究でもアロエベラのやけどへの効果が確認されています。またアロエベラエキスには皮膚の若返り効果もあります。皮膚にアロエベラエキスを塗って経皮呼吸されると皮膚のコラーゲンが増えるためです。これはアロエベラを飲んだり食べたりしても同じ効果が得られます。

アロエベラの取り方

アロエベラはゼリー状の果肉を生で食べます。サプリメントとしては、粉末や抽出したエキスを錠剤やドリンク剤にしたものが販売されています。やけどの応急処置などで利用する場合は、アロインという成分が皮膚を刺激するので、皮を取り除いて中のゼリー状の部分だけを貼り付けます。

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